2010年8月14日土曜日

ちょっとは前進してた

「Twilight」にはまり、作者のサイトで作品の背景なんかを知ったわけだけど、これってNZに来た目的の一つを叶えてることになってるのでは?と気がついた。

好きになった映画や音楽の情報を日本語で入手するのが難しいなんて人生損してる!英語ができるようになりたい!

まーまだできないんだけど、とりあえず作者のサイトを読んでそこそこ理解できるようになりました。あたしもちっとは前進してるらしいです。テヘ。

NZで出会った「ときめきトゥナイト」

クライストチャーチにいた頃、本屋さんでよく映画ポスターを見かけた「Twilight」。興味がなかったので知らんかったのだか、世界中で大ヒットしたんだね。

オーストラリア人の友達に、「英語も難しくないし、面白いから原作を読んでみろ!」と強力に薦められた。彼女は自分の図書館カードで私のためにリザーブしておいてくれるほどだったので、「えー、ティーン向けの本なんて読んでる暇ないにょー」という不満を飲み込んで読み始めてみた。

最初の数十ページは、正直疲れた。やっぱ長々と英語を読み続けるのは疲れるよ。幸い、分からない単語は読み飛ばしても何とか筋が分かる程度のレベルの英語なので(さすがティーン向け)、辞書を引かずにとりあえず読み進んでたんだけど…驚いたことに、いつの間にかはまってもーーーた!(汗

ストーリー:
転校生のベラが、「正に神の創造物!」みたいにキレイな男の子エドワードと出会い、最初は不可解な彼の行動に戸惑うものの、いつのまにやらお互いに惹かれあう。しかし、実はエドワードは吸血鬼で、ベラの血に惹かれていたのだった。

きゃ!あたし、ティーンと同レベルなわけー!?

と喜んだものの、よう考えたらこの話、男女の設定は逆だけど、基本的には「ときめきトゥナイト」やんけと。だからはまったのだ。ティーンと同じ、なんじゃなくて、「ときトゥナ」にはまった世代だからはまっただけなのだった。

結局、ティーン(しかもロー)と同じなのは身長までだったか…。

それにしても、こう言ってはなんですが、この手の設定がこれほどまでに大ヒットするのなら、日本の少女漫画はヒットネタの宝庫じゃねーか?特に80年代もの。

であえ!みんなで日本の宝、少女漫画を守れ!

ちなみに、映画のキャストですが、主人公のベラ役の女の子は本当にかわいい子。一方、「神が創りたもうた」ような美しさと描かれているエドワードは…え?映画「ドラゴンボール」の孫悟空役の男の子を思い出すだけで、ぜんぜんイメージちゃうやんけ。。。もっと大人っぽい子を想像してたのに、普通に17歳の見た目じゃん。がっくりだよ。あたしの中では真壁くん or カルロさまが入ってたりするのもあるかもだが、あまりにも違った。あー多分、眉毛が太すぎるんだ。あと、髪の毛が鳥の巣みたいだったり、ビバヒルのディランみたいなリーゼント?だったりするし。本の表紙の写真は悪くなかったんだがなぁ。

映画「Twilight」
http://www.imdb.com/title/tt1099212/

本物のティーンたちは、このエドワード役の子に熱狂してるらしいのですが、このあたりの感覚が分からない私はやっぱり「昭和のティーン」ですな。もういいや。

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ところで、この作家さん、ステファニー・メイヤーは、3人の男の子のママで、この大ヒット作も赤ちゃんと幼児の子育てをしながら書いたそうです。公式サイトで、「初めて作品にとりかかったのは、子供の水泳教室の初日だったからよく覚えてる」って言ってたよ。「ハリー・ポッター」のJ・K・ローリングもそうだったけど、すごいことって時間や体力などのリソースに余裕があるからできるものではないんだな。限られた条件下でどれだけ集中できるか、情熱燃やせるかだと、つくづく思った。

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そして私は、今日も「Twilight」のせいで寝不足なのであった。。。