2009年8月16日日曜日

半分は損してる

最近、リスニングはいくらか慣れてきました。
ってか、会話の流れを読むカンが良くなっただけなんだろうな。
これは、慣れでもあるようなので、半年近くもこっちに住めば、
みんなある程度はこうなるらしい。

もちろん、KiwiやBritishたちが本気のスピードでしゃべると、
私の集中力は5分と持たなくなって、ついて行けないんだけど(泣

で、それ以上に問題はスピーキング!!!
こればっかりは、慣れではなくて圧倒的に練習が必要です。
相手の言ってることがなんとなくでもわかったとしても、
自分が言いたいことが伝えられないと、会話・対話は成立しないんだよね。

ちなみに、スピーキングに関しては、ちゃんと練習しないと誤った文法が
身についてしまい、かといって周囲も意味を理解してくれてるので、
だんだん直されなくなるのだそうだ。
をを、恐ろしい。。。。(汗

よく、他人との交流には、言葉よりも心が大事とは言うよね。
まあ確かに究極はそうさ。
でも、言葉が伝えてくれる心ってのもあるんだよな。

日本以外の国の音楽や映画が大好きな私は、
英語が分からないのは、人生を半分は損してるなーと思ってNZに来てみたけど、
今の私は、「生活を半分は損してる」と思いますわ。。。

ああ、私もカーラジオに向かって突っ込んでみたいよ!
TVのニュースを見て、「Oh, sad....」なんつって、被害者を哀れんでみたいよ!
私には、君らが何に怒ってるのか、何で哀れんでるのか、
ほとんどわかりませーーーん!(号泣

イミグレ向けの健康診断

Job Offerをいただいたときから、はやいとこ受けなーと思ってたけど、
いろいろ調べた結果、どこをどーーやっても合計400ドル近くするのは
仕方ないってことが分かった(号泣

で、検診項目は以下3つ。

・医師による問診やら触診、身体検査、血圧検査、尿検査、脚気検査
・血液検査
・レントゲン


面白い…ってか、面倒なことに、3つすべてをやってくれる病院ってのがほとんどない!
人によっては、全部別な病院に行ったっていう人も珍しくないのだ。
レントゲンは、まー分かるような気もするけど、血液検査くらいやってやれよ、と。

私が行った病院は、問診と血液検査はやってくれました。
レントゲンは、レントゲン専門のところに行ってきましたよ。

恥ずかしいことに、未だにNZ英語の発音に慣れなくて、
電話で概要を聞いてもよくわからない。。。
とりあえず、今日予約をしたら、今日受けられるっていうことで、
Cityのど真ん中にあるクリニックに行ってきました。

ちなみに、今日は久しぶりの雨。
愛車のチャリに乗れない。。。バスか。。。金がかかるな。。。

と思ってたら、フラットメイトのAlexが乗せていってくれると!
で、Cityに着き、車を停めてくれたところでお礼を言って降りたところ、

…なんであんた、付いてくんの?傘まで持って

「AlexもCityでやることあんの?」と軽くジャブをかましたら、
「あ、そうか…。」と、車に戻りました。オーイ
しかも、帰りも迎えに来てくれるってんだから、親切通り越して、
ちょっと警戒心がムクムクと。
いやいや、こういうのは普通なんだろうか?
未だにこの辺の感覚を図りかねております。

さて、明るくて良い先生にあたってほっとしました。
が!ウェストを測ったとき、なんと「75㎝」!!!!(汗

そ、それはないだよ?(滝汗
と、おかしな日本語が頭に浮かぶほどビクリしたんですが、<まだおかしい
ウェストの一番細い部分ではなく、下っ腹を計ってました。
75㎝ってやばいのかな?よくわからない。。。

あと、身長を計ったら、なんと152㎝超に!!
私ったら、NZでのびのびと育ってるわぁ~!!!!

ってのは嘘で、先生が頭をフンワリとしか押さえなかったからです…。

ともあれ、ヘルシーな生活のおかげか、BMIは下がってました。

血液と尿検査に行ったら、ナースにいきなり「コンニチワ」って言われた。
どうも息子さんが名古屋で英語の先生をしてるらしく、
先日、遊びに行ったんだけど、暑いわ湿気が凄いわでビックリしたそうな。
冬のNZから、日本一暑いエリアに行ったんだね…
聞いただけで、こっちまで暑いよ。
でも、日本の田舎は美しかったって、満足してました。
よかったー。
八丁味噌、食べたかな?

ってか、世界って狭いなー。名古屋つながりがこんなところでも。

これらで1時間くらい。
なーんだ、あっというまじゃーん。簡単じゃーん。
でも、これで料金は280ドルは高いなあ。。。
まあ、検査だけじゃなく、証明書だからな。しゃーないね。

その後、レントゲンを撮りに、それ専門のRadiologyへ。
ここはさらに早くて、受付から撮影終了まで10分ちょっとでした。

これで、88ドルちょっと。はぁぁ。。。。

合計370ドル弱ってところですが、これは安い方みたいです。
日本でも、治療には保険がきくけども、検査は自費だから、こんなもんかも。

そういえば、医者に「この健康診断書を何に使うの?」って聞かれ、
「今持ってるビザはビジターだけど、ジョブオファーをもらえたんです。」
って答えたら、
「Oh! You're lucky!」
って言ってました。

英語のluckyは日本語のラッキーってのとはちょっと違う意味合い?のような
気がするんだけど、(棚ぼたってんじゃなく)
ともあれ、このご時世で、観光ビザしか持ってない外国人の私が
ジョブオファーがもらえたことは、本当にラッキーなことなんだなあって、
改めて思いました。

まだ危なっかしい状態だけど、せっかくのチャンスなので
「金色夜叉」のお宮よろしく、しがみつこうと思います。
グワシッ! <別キャラやし、それ

2009年8月8日土曜日

メンドクサイ・・・

今日、私にJob offerをくれたオーナーと、
私を雇うにあたっての書類や手続きについて話し合ってきました。

いやー、ビックリした!この人、本当に私を雇ってくれる気だよ!

冗談じゃなくて、本気でそう思いました。。。

ただ、この不況の最中にNZ人以外を雇うというのは本当に面倒なことで、
私が用意した申請書や説明の冊子を見て、一言。

「メンドクサイ・・・」

はい、私も同じことを思っておりました。

彼は奥さんが日本人で、今までの仕事も日本が主要取引先なので、
日本語がわりとしゃべれるし、分かるのだ。

その彼曰く、
「NZ人を雇う気はない。日本人じゃないとダメなんだ。」

どういう理由でそこまで日本人を雇うことにこだわってるのか、
ちょっと分かりかねますが、
お互いの利害が一致してるので、あまりつっこまないことにしました。
(ってか、怖くてつっこめない(汗)

で、日本人以外雇う気がないので、広告もうちたくないんだそうな。

移民局と、Work and Incomeという、労働局?に電話して、
理由を説明する、と言ってました。

イエーイイ!!

それから、ワークパーミットの申請料の200ドルについて、
「これ、私が払わないとダメ?」と聞いてみたら、
「うーん、できればそうしてほしいんだけど、できる?」
と逆に質問されたので、
「正直に言うと、厳しい・・・」
と、本当に正直に言いましたよ。

だって、健康診断も受けないといけなくて、
下手するとそれに400ドル近くかかるんだよ!!!!(汗

そしたら、「OK。書類を全部読んでみて、ちょっと考えるわ。」とのこと。
ふひー(汗

そんなこんなで、話し合いは無事終了。
ともあれ、はー、よかった。。。
メンドクササにめげて、私を雇うのを止めちゃうんじゃないかと
内心ハラハラしてたんだよねー。

あとは、ちゃんと今月中に書類を完璧にそろえて、
出っ歯のお姉さんに、否、イミグレに申請するだけです。

(書類を完璧にするのが、これまた大変なんだが。)

2009年8月7日金曜日

アダルト・エデュケーション

日本人が読むと、なんだかエッチィ~なことかしら?って響きかもだけど、
なにかっつーと、日本でも最近浸透しつつある「生涯学習」みたいなもんです。

Flatに引っ越したばかりのとき、Fionaに
「Ecoー、ダンス好き?」
と聞かれ、好き好き!って言ったら
「これ、一緒にやってみようよ!」
と誘われたのが、近所の高校で行われる、
一般市民向けのサルサレッスンだった。

サルサは元々興味があったので、ウホウホと申し込みました。
毎週木曜日の18時~19時、8週連続でお値段は30ドル。

小刻みなステップがけっこう良い運動になるみたいで、
脚全体に心地よい痛みが~。
でも、今日はちょっと難しくて、Fionaと二人で
「脳のエクササイズだよね、これ。」と笑ってました。

ちなみに、NZではこういったアダルト・エデュケーションがとても盛ん。
近所の高校(パパヌイハイスクールっていう名前。かわいい。)も
ただ高校のために建設したとは思えないほど広くて、
何棟もの建物が建ってる。
おそらく、市民への開放を考慮した設計なんじゃないかなー。

高校の敷地内は、夕方くらいから大人たちでいっぱい。

で、コースもダンスだけじゃなくて、各国の料理やら語学やら、
ヨガやらなんやらかんやら。。。。何十とある。

コース情報
http://intranet.papanui.school.nz/mod/glossary/view.php?id=3799

政府も、市民の生活を豊かにするアダルト・エデュケーションには
けっこう補助を出してるようで、だからこそサルサも30ドルで受講できる。

でも最近、財政難を理由にアダルト・エデュケーション補助をカットすると
言い出した。
国民はもちろん大反対。
新聞でも連日報じてた。

最初、なんで一面トップに「Adult」だなんて・・・と頬を赤らめてたおぼこい私も、
最近では慣れたものですよ。すっかり大人の女です。

今日もレッスン中に反対の署名と、首相へのレターのお願いが
回ってきたので、みんなで署名した。
まあ、しない人もいたけど(なんで?)

ともあれ、こういう学習が盛んなのも、
仕事が終わる時間があまり遅くないとか、残業がないとか、
NZ人の大半は仕事だけに神経を集中してるわけじゃないからだろうなー。

出っ歯のお姉さん

昨日、イミグレで、Work Permit Seminarというのがあった。
ワークパーミットに関する一般的な説明会だそうで、
実際、説明は一般的な知識ばかりだった。

パワポで説明してくれる男性、イミグレスタッフのくせに、
全然移民に対する配慮のないスピードで話しやがるので、
半分くらいしか理解できなかった。
(半分ってのも自己査定の結果なので、実際はどうかわからん。)

しかも、ネクタイの柄が真っ青の地にピンクの豚みたいなキャラクタが
何匹も描いてあるというもので、気を抜くとそのネクタイに見入ってしまい、
説明を聞き逃すこともしばしば。

あまりの趣味の悪さに、NZ人の雇用を確保するための作戦か?と思った。

イミグレのカウンターでは、今日も出っ歯のお姉ちゃんが働いてた。

よくよく考えたら、
たどたどしい英語で一生懸命、だけどどこまでもずーずーしい外国人を、
毎日何十人と相手にしてるんだよなー、
けっこうしんどい仕事だよなー、
って思ったら、お姉ちゃんにエールを送ってた。

ほんと、私がビザを勝ち取るまで、元気に働いててね。

2009年8月3日月曜日

Job offer

7月31日に、妹夫婦の友達からJob offerを頂いたんですよ!
やっと来ましたよーーーー!!!(嬉号泣

※Job offerってのは、「うちで働いてよ」ていう雇用主からの依頼

Job offerをもらう少し前、イミグレーション(移民局)に行き、
パートタイム用のビザとかないのかい?と聞くも、
「パートタイムでもフルタイムでも、Job offerが無いと申請できないよ」
と つれない返事。いけず~。

しかも、カウンターのちょっと出っ歯なお姉ちゃんには
明らかに邪険に扱われ、めっさ悔しい思いをしてきました。

質問しても、
「は?悪いけど、何言ってるか、理解できないわ。」
と言われ、
「後ろに並んでる人がいるから。」
とまで言われ、しかも、その人たちがちょっと英語を助けてくれたら、
彼らにお礼は言うけど、私には何も言わないし。
あまりに悔しくて涙出そうになったよ!キーーー!フガーー!

でも、その晩、
「ぜったいにあの出っ歯からワークビザ・パーミットを受け取ってやる!」
と、闘志を燃やしました。
そのときまでイミグレで働いてろよ!と。
ま、そういう意味では、彼女に当たったのはよかったかも。

で、ついにJob offerがやってきたわけですが、ここで問題が。

彼の仕事は最近スタートしたため、忙しくなるのは2、3ヶ月後らしいのだ。。。
「その時にキミが空いてると助かるんだ。」と。

私の観光ビザは、8月25日で6ヶ月目が切れる。
つまり、延長しなくてはノービザとなり、不法滞在ってことになる。
しかも、延長ってのは無料じゃない。
金がかかるんだよねぇ。。。。

そして、さらに面倒なことに、NZでNZ人以外を雇う時は、
「求人広告だしたけども、ちょうど良いNZ人が見つからなかったんだよー」
っていうことを証明しなくちゃいけない。

つまり、NZの求人広告の何割かは、
この証明のためだけに出しているものなのです

応募しても無駄って事だ。
必死に職探ししてる方からしたらガッカリだね!(泣

もし、彼が広告を出し、私以上の適任者が見つかったらと思うと、
「広告を出してくれ」と頼むのが怖い気もします。。。(汗

ってことで、なんとか8月24日までにワークビザ・パーミットを
我が手中に収めるべく、 作戦を練る毎日です。

ちなみに、仕事の内容は、とある商品のネットオークションシステム。
日本からの輸入が多いので、日本人が欲しいんだってさ。
こないだちょっと見せてもらったけど、ちょっとITをかじった者としては、
純粋におもしろそー!って思いました。
是非とも彼には今月半ばまでに忙しくなってもらい、
私に高給を払っていただきたいものです。

2009年8月1日土曜日

薪割り

妹宅もそうだったけど、今のFlatも暖炉を使ってます。

で、この週末はFionaがパートナー宅に行ってていないので、
私が薪割りしました。

柔らかくて軽いパイン材だから、わりとすぐに割れるんだけど、
手への衝撃はバカにできないものがあるようで、
夕方に作業したのに未だに握力低下状態。。。。
割った直後なんて、ペンのキャップがはまらなかったよ。

いやー、木こりさんってすごいね。

ちなみに、基本的な火のおこし方は、

1) 新聞紙を丸めて暖炉に詰める
2) その上に、軽くて火が点きやすい木を詰める。
  その際、テントの骨組みのように、円錐というか三角に立てる。
3) 火が安定したら、重たい木を入れる。

こんな感じ。

暖炉ってけっこう暖かい物で、うちはリビングの暖炉一つで家中が暖まる。
だから、私の部屋には暖房がなくてもいい。
すっごくうまく火がおこせた夜なんて、Tシャツ一枚でもいいくらい。
(もちろん、パンツは穿くよ。)

でも、CO2削減のため、暖炉からエアコン(Heatpumpっていう)に移行する
家も増えてきた。
温度だけじゃなく、暖炉の方が雰囲気も暖まっていいと思うんだけどね。

日本欲が湧かない

NZに来て早、5ヶ月が過ぎました。

が、いまだに「日本食が食べたい」とか「日本風の居酒屋に行きたい」
という欲が湧きません。
金がないせいかな。

そういや、焼酎や日本酒への郷愁すら湧かない。。。
まあ、これはたぶん、こっちで飲むワインとビアがうまいせいなんだけど。

面接に行った日本人経営のワイン屋さんでこの話をしたら、
「適応能力が高いんだね。」
と言われました。
緊張で、その口調が皮肉だったのか本心だったのかを
聞き分けられませんでしたが、
赤と白のテイスティングをさせてくれたので、どうでもいいです。

ちなみに、面接の結果は「不採用」でした。
不況なので、ワークビザの申請を控えているのだとか。。。。
ビザ申請って、金がかかるんですよ。
$200なので、2万円くらいかな。
もちろん、掛け捨てみたいなものだから、
ビザが降りなかった場合でも、返金されません。

ま、ご時世がご時世なので、気持ちは分かるけどね(涙

ああ、ビザのことは、本当に頭が痛いよ。。。トホ(泣