2009年7月25日土曜日

クリスマス(修正)

すみません、Winter Xmasは6月でした。。。

Fionaに、
「数えてみたんだけど、クリスマスから半年後って6月じゃない?」
って言われて、あ、そういえば。。。。と。

なので、1ヶ月前のことだと思って下さい!
すんません。。。

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6月25日は、こちらではWinter Xmasなんだそうです。

どーいうことかっつーと、
NZなど南半球の国々は12月は夏なんで、クリスマスは夏の行事。
しかし、北半球の「冬のクリスマス」ってのに憧れるらしく、
6月25日に独自にクリスマスを祝うことも珍しくないそうです。

とはいえ、それほど盛り上がってないけど。

うちのフラットは誰もやりません。
まあ、3人とも北半球出身だからな。

英語学校の先生曰く、

「イギリスなどではEasterは春のお祭りっていうけど、
私たちNZ人にとっては冬の入り口だから、へんな感じなんだよね。」

そうだよなー。
その辺のおかしな感覚の埋め合わせにも、
7月のクリスマスはちょうどいいのかもね。

七面鳥の丸焼きとかって、冬っぽいもんな。。。。

あ、でもこちらでは、鶏一羽丸ごとオーブンで焼くってのは、
それほど特別じゃないです。
普段の食卓に上ります。

明日、ちょこっとCityに行ってみるかな。

終わりのないドラマ

今、人生初のフラットに引っ越しして、2週間が経とうとしてます。

いやー、私は衣食住に関しては本当に恵まれます!!

オーナーのFionaもAlexも本当にいい人で、
彼らとできるだけ長く住みたいってことで、
なんとかクライストチャーチでの仕事に就きたい!
と願うほどです。

特にFionaが綺麗好きで、物をあまり持たない主義なので、
家の中は常にキレイにされてます。
キレイって言っても度が過ぎないので、気も楽だし。

Alexは、車のない私をスーパーに連れて行ってくれるし、
ちょっと気が弱いので、なんとなく対等な感じがしていい。<よえーなー、私

ここに来る前、妹と二人で、

「Britishってことは、Shortland streetは見ないけど、Coronation Streetは観たりして。」

という話をしてた。

Shortland streetってのは、NZで15年以上も続く連ドラ。
そう、最終回がないので、話がどんどん転がるんだよー。
ビバヒルみたいに、登場人物がどんどん「きょうだい」みたいになるしさ。
ちょっと目と目があったら、すぐにキスするしさ。
同僚でしかもフラットメイトって。

Shortland Street (wiki)

で、Coronation Streetは英国で50年近く続くドラマ。
50年だよ、50年!!!
いくら大英帝国は長い歴史が好きでも、スタッフの誰か、飽きろよ!

Coronation Street (wiki)

こちらはもっと終わりが遠い。。。来世紀か?

話をちゃんと終わらせるのも、才能の一つだと思います。

で、Fionaとの生活を初めてみたら、やっぱりFionaはCoronation Streetは観るけど、
Shortland Streetは観ない人だった。。。

ミキちゃん曰く、BritishにとってNZの俳優の演技は下手なんだろうなあって。

そういえば、Britishにしてみたら、
NZは英国連邦の一部っていう意識が あるんだろうか?

あと、Fionaによると、NZのリンゴは残念な味なんだって。

Braeburnっていうリンゴがあるんだけど、
シャキシャキとした歯ごたえがおいしい品種で、NZではみんな大好き。

でも、Fionaの話だと、NZ産のおいしいBraeburnはUKに輸出されちゃうらしい。
だから、おいしいBraeburnはUKでないと食べられない。
NZで初めて食べたときビックリした。。。そうな。

ちなみにFionaは日本にも住んだことがある。
日本では、一個のリンゴが5ポンドもしたとかで、4等分に切って、
それを一日ごとに大事に食べたんだって。

そのリンゴ、贈答用じゃないかなあ。。。

Please shut the....

こないだバスに乗ってたら、後ろから女の子の声がした。

「Please shut the door!!」

そのとき、私の頭の中では

窓を開けっ放しにしてて、寒いのよ!ってことで、
女の子が窓を閉めるようにお願いしてる

という絵が浮かんだんだけど、閉まったのは、
バスの後ろのドアだった。

…ああ、そっか!
Doorって言ったよな、キミ!Windowなんて言ってないよな!!!

インドとかならまだしも、NZで、パブリックなバスが、
ドアを閉めずに発車するって。。。

初めてのFlatting

人生初となるFlatへ引っ越すことになりました。

Flatってのはいわゆる共同生活です。
キッチン、バスルーム、トイレ、リビング、玄関は共同だけど、
部屋は個々人にあるよっていうやつ。

要するに、他人と一つ屋根の下、暮らすことになります。

14年も一人暮らしだった私。
実家の家族と一緒の住むのもしんどかったのに、
ほんまにやっていけるんやろか?っていう不安はあるんだけど、
やっていくしかないのでやります。

家主は、Fionaっていう大学生。
大学生っていっても、20代じゃなくて30代らしい。
つまり、社会人を経てから大学に入りなおした人。
弁護士を目指してる女の子。

で、イギリス生まれのイギリス人。
スキーが好きで、NZに移住したらしい。
移住って言っても、NZはUK連邦だしね。
引越しましたって程度の感覚じゃないかな。
南半球は遠いけど。

何軒かのFlatを見学に行ったけど、
FionaのFlatは友人の紹介ってのを通り越して、
彼女自身に第六感で「あ、いいかも」ってのを感じた。
で、それを信じて入居を決めた。

Fionaはすごいワクワクしてくれてて、
「引越し日の夜、どうするの?一緒に晩御飯食べようよ!」
って言ってくれて、すごいうれしかった。

でも、今の私のリスニング力といったら、
自分が食べ物を咀嚼してる音で集中力が途切れるっていうお粗末さ(号泣
なので、食べるか、話に集中するか、なので、
未だNZでKiwiたちと食事を楽しめたためしがない。

正直、プレッシャー。。。
私、そんなに面白い人間じゃないし、話もよく理解してないぜ?

でも、同じくらいワクワクもしてる。
だって、初めての経験がたーーくさんできる!
経験値が上がる!
倒せる敵が(以下略

ロンドン郊外にあるタプローコートという希望の城への憧れを入り口に、
海外生活への夢を生命のどこかに置いて生きてきた私としては、
BritishのFionaやフラットメイトのAlex(これまたBritish)と仲良くできたら、
人生、絶対楽しい!

夏になるころが楽しみです。
そのころは、庭でのBBQででっかいソーセージにかぶりつこうが、
ビールをゴキュゴキュ呑んでゲップしようが、
人の話(英語)が聞きとれる理解力が育っていると確信してます。

ちなみに、Flatの場所は、妹夫婦の家から徒歩3分
初のFlattingだから、これくらい甘くてもいいのだ。

MTVを見て思う一線

MTVを見てた。

世界中のアーティストのライブをお届けって感じの番組なんだけど、
Prodigyのライブをやってましたよ。なつかしー。

「Boo Doo People」も流れて、泣きそうになった。
何度廻したことか。。。
ってか、あれを廻す私のDJって、ブレークビーツだったのか?
いや、単に繋いでなかっただけか。

ってか、Prodigyって、ElectraGlideで来たよね。見たよ、私。
もちろん、遠巻きに。

そうか、MTVってこんなに面白かったんだー。

で、興味深いのが、合間合間に、

このプログラムには強烈な言葉が出てくるので気をつけてね!

っていう注意が出てくること。

MTVに限らず、日本で言えば民法の番組の前でも、

このプログラムには、若い視聴者(つまり子供)には良くない単語が出てきますので、監視者が必要かもよ。

っていう注意書きが出てきます。
Fワードとかは、ちゃーんと「ピー」音になりますし。

ま、こういう注意がどれだけ効果を発揮してるかはしらないけど、こういうところから、NZを含めて欧米ってエリアには、今もって道徳的・宗教的不文律がちゃーんとあるんだなあって感じます。

例えば、Fワードの一つかと思われる「マザ**ッカー」のカテゴライズは、裏を返せば母親への畏敬の念の表れと考えられ、その敬愛は不可侵領域なのではないかと思います。

なお、最近の日本では残念ながら聞きなれてしまったかのような「眷属(身内)殺し」は、こちらでは聞きません。

つまり、子供と親(特に母親)の間に横たわる越えてはいけない一線みたいなのが、欧米やNZにはまだ残っているのではないかと思います。

こういう差異ってのは、間違いなく一国の将来、ひいては人類の将来を左右するポイントだと思う私です(酔っ払ってるけど)