2012年11月4日日曜日

そろそろ永住権申請

実は、10月にEOIが通って、永住権審査ワールドへの招待状をもらいました。NZに来て3年半。ワークビザ申請2回。CHCH地震に関連して不法滞在も経験。長いとも短いとも言えないけど、こんなもんだねー。

この招待状を得るにはまず、EOIを出すんだけど、これはExpression of Interestのことで、言ってみれば「永住権申請に本気で興味持っちゃってます!押忍!」という気合とか意思を表明する申請。オンラインでできるから手軽っちゃー手軽だけど、2012年9月現在でNZ$510もかかった!たかが意思表明に!(汗)しかも、クレジットカードか小切手しか受け付けない。クレジットカードのように使えるという触れ込みで浸透しつつあるデビットカードはダメ。なので、私はマニュアルで引き落としを頼む申込書をイミグレに送りましたよ。3週間以上かかった。。。遅すぎる。2週間目でイミグレに電話し、どうなってるのか聞いた時の感触だと、どうも忘れられていたようにしか思えませんでしたわ。

ちなみに、会社から郵便局は往復で徒歩20分。昼休みは30分しかない(*)。はて、どうしよ?と思ってたら、同僚がランチを買いに行こうとしていたので「乗せて!」と懇願。OKだったので、急いで手紙と財布を取って外へ出たら、「天気が良いから歩こうと思うんだけど。どう?」って、おいぃーー!!あんたも徒歩なら頼まねーつーの!!
なんとか説得して車を出してもらいました。散歩、邪魔して悪かったねぇ。

*NZでは午前と午後に、Morning tea/Afternoon teaという休憩時間があるのが普通で、これは就業時間から差し引かれない。その分、30分のランチタイムが割りと普通のようです。

EOIに話を戻して。

EOIではいろんな事を質問され、それぞれにポイントが加算される。100ポイントが最低ラインで、ポイント数が高い人から永住権の本審査へご招待される。私はもろもろのポイントを合わせるとゆうに200以上あったので、EOIが通らないことはまずないと確信してた。で、実際に通ったってわけですわ。

EOIはいいんだ。オンラインでただ答えればいいだけだから。これからだよ、地獄は…。
自分がEOIで答えたものに対する証明をすべて提出だ!日本の会社に連絡して、職務経歴書を書いて送ってもらい、それをイミグレが認める翻訳業者に頼んで翻訳してもらわないといけない。そして、フルメディカルチェックもやらなきゃいけない。医師の問診、血液検査、レントゲン。これら全てが一箇所でできるところはあまりなくて、レントゲンは専門の施設っていうことが多い。不便だよねえ。

そして、同僚や知り合いに頼んで、「この人に永住権あげたほうがいいよー。NZにとって得だよー。」っていう推薦レターを書いてもらう。出せとは言われてないけど、こういう周囲からの推薦とか評判の手紙って、永住権に限らず割りとよく見かける文化なのだ。

全てやるのに、おそらくNZ$1000近くかかります…。そして、永住権の申請料はNZ$1800…。今、NZ人の他国(主にAUS)への流出が激しいんだから、申請料下げろよ!と思う。

あと、提出期間も問題。EOIが通ってから4ヶ月以内に全て揃えて申請を出さないといけないのだ。4ヶ月なんてあっという間だよ。ああ、こういうペーパーワーク、本当に苦手…トホホ(涙)でも、これを乗り越えてしまえば、もうビザに悩む必要なくなる!なんとか自分を鼓舞してぼちぼち取り組んでる今日この頃です。