2011年1月31日月曜日

自然豊か、人懐っこい

何の話かってーと、ですよ。

私が住んでる家は、森の中といってもいい。トイレの窓から見えるのは、NZのシンボル的な植物であるシダの木。でかいので、木って感じなんだよ。ちなみに、NZではシダの葉っぱがまだ開かないでぐるっと巻かれているのをマオリ語で「コル」って呼ぶよ。で、家の裏はシダやほかの木がうっそうと茂る丘になってる。だから、当然、虫も多い。

一番多いのはクモとハエかな。クモは、日本で見るのよりもか細くて、ふーっと吹くだけで大慌てで自分の巣にぶら下がってクルクル回る。「ぎゃー!生命の危機!」って感じなんだろうな。安心せい。仏教徒の私は無駄な殺生はせん(仏教徒なのはホント)

そして、ほんとにすぐ巣を張る。今まで見た最短時間は、朝干した洗濯物に、夕方には既に張ってた。だから、洗濯物を取り込むときも、チェックしないといけない。

とにかくクモは多いので、ちょっとしたクモの巣くらいなら、もう放置です。きりがない。

そして、ハエも多い。しかも、なぜか人懐っこい。なんか寄ってくるし、書き物してる私の手に止まったりすることもある。ハエなんかに好かれたくないっての!あと、動きが遅い。たまに床をよちよち歩き続けてるやつもいる。そういうのは大概、朝になると部屋の片隅で死んでるんだけど(あら、弱ってただけ?)歩いてるヤツの前に紙を置くと、そのまま昇りだすので、それを外にそーっと持って行ってリリース。でも、別なやつがまだ部屋の中にいるので、エンドレス(涙

日本の都会でこれを読んでる人は、私がいったいどんな生活をしてるのかと思うだろうけど、まあ、田舎に住めばこんなもんでしょう。どれもたいてい毒はないしね。

ただ、幸いなことに、ゴキブリがいないのだ。森の中にはいるんだろうけど、家の中で見た事ない。ゴキには慣れないなあ。

2011年1月27日木曜日

ニュージーランドのインターネット事情

調査したわけでなく、私が体験した中での話だけど。

こっちきてびっくりしたのは、ネットのデータ流通量によるプラン分けがあること。

たいていのプロバイダーは月5GBから始まり、10GB、20GBといくつかのプランを用意している。日本でプロバイダーに月の使用量を問われたことなんでなかったので、自分がどれくらい使うのか検討もつかなかったよ。

私はつい先日、SlingShotという会社の電話回線とネット回線を契約したんだけど、ここはとてもシンプルなプラン設定で、電話に関しては基本的に月額NZ$49のみ。それで、地元への電話かけ放題が含まれてる。

ネットは、5GBがNZ$30/月で、量としてはこれでいっかーなんて思ってたら、ちょっと遅かったんだよね。Youtube見るのもちょっと「ううーん。まだかえ?」って感じで。ADSLってこんなんだっけ?タカカだからか?と思ってたところ、なんとこのプランは速度にも制限があったのだ!「下り:256K / 上り:128K」だってよ、おい!ADSLじゃないじゃん!21世紀の日本から来た私にとって、これはけっこう衝撃的だった。。。なんつーか、懐かしさすら覚えた。ま、すぐにイライラに変わったけどな。

で、結局10GBのプランに変更した。月$35。そうすると、下りはフルスピードになり、Youtubeもまあ大体ストレスなく見られるようになった。ま、見てるのはOK GoおよびAndyばかりなんだけど。でも、上りは相変わらず128K。最近、家で仕事する私にとって、FTPでのデータやり取りがなんか遅いなーって感じるのはやっぱりストレスだったので、悩んだ末に、次のプラン、20GBに変更した。NZ$45。ちょっと高いなと思うけど、これでやっと上下共にフルスピード。でも、まだプラン変更が反映されない。最大4日かかるって書いてあるんだけど、ネット上で申し込みした意味がない。。。

ちなみにフルスピードといっても、SlingShotのスピード測定すると3MBくらいしか出ない(涙)。8年以上前に、日本の会社の後輩が「自宅に光を入れたら80MB以上出ることがあるんですよ。会社が遅く感じます」といってたのになあ。ま、NZにはまだ光がちゃんと来てないからな。オークランドに来たらしいっていう噂はどっかで聞いたが。

にしても、20GBだから足りると思うけど、データ流通量に制限があると思うだけでやっぱビクビクするよ。日本にいるときは、ネットラジオをかけっぱなしが日常だったけけど、今はそれはできないね。寂しいけど。

そういえば、オーストラリアのテレビCMで「月200GB!」って宣伝してた。確か月額はOZ$50くらいとかそんなもんだったような気がする。あと、オークランドに住んでた知人が、フラットメイト全員だと、月80GBでも足りないって言ってた。それと、クライストチャーチは一応都市なので、速度が速い。銀行などのセキュリティがカタイ金融系のサイトを見る時など一目瞭然。

回線が早くなるとガンガン使うようになるので、結局流通量も増える。私もそのパターンだったと思う。

でも、日本の回線業者さんって何であんなに無制限で成り立ってるんだろう?どっかでひずんでないか?

2011年1月20日木曜日

追っかけ

毎日、OK Goのギタリスト、Andy RossのことをYouTubeで見てます。また今月もデータ流通量が増大しますわ。



やっぱちゃんとヒゲを剃った方がいいな。あと、このくらいの体型を維持したほうが。。。

最初の子供たちとの会話は、こんな感じ。

Andy:ここにあるこれ、これで僕は元カノとのヨリを戻すんだ!
A girl:なんで彼女と別れたの?
Andy:彼女が悪かったんだ。<即答
   わかった?よし、練習を開始しよう!

かわいいよ、Andy。。。

でも、歌詞が聞き取れない。
悲しくて毎日必死に聞いてるけど、やっぱり分からない。CHCHで通ってた英語学校の先生は、「歌は普通の会話とはちょっと違うから難しいんだよ」って言ってたけど、未だにわかんない。。。
ネットで調べてみたけど、出てこないんだよなあ。

仕方ないので、今度、レーベルにメール送ってみようと思います。「英語は私にとって勉強中の言語なので、聞き取れません。歌詞を教えてください」って。

2011年1月17日月曜日

またハマりもの

最近、OK Go っていうアメリカのバンドにすっかりはまってます。

何がおもしろいって、PVだよ!まずはまったのがこれ。



これの何がいいって、ダンスはもちろん面白いんだけど、口パクしてる眼鏡ハゲ(Tim)はボーカルじゃないってこと。本当のボーカルは、一番背の高いDamianだったりする。ほかのPVでも、Timが口パクしてたりする。

私、実はロックはよくわからない。ずっとテクノとかトランスばっかり聞いて来たから。なので、OK Goもどういう音楽なのかわからないけども、割と好きだなーと思う。てか、好きらしい。さっき、AmazonでCDを買ってしまった。ここんとこ、毎日YouTubeやMySpaceでストリーミングで聞いてたから、データ流通量がすごいことになってるため、とうとうCDを買うことを決めた次第。

そして、彼らはこのPV↓でグラミーを獲った。



いわゆるワンカメで一発撮り。すげー。MTVのステージで実演したこともある。

で、私の一番お気に入りは、Andy!このPVのAndyがかわいいったらありゃしない。



右のギターの子ね。
たぶん、この頃まだ27歳とかその辺だった模様。あーカワイイ!でも実はちょっとぽっちゃりしてるので、二重アゴ。そこがまたカワイイ。。。実は胸毛がすごいことも承知しています。

ところで、彼らのテイストって、電気Grooveに近いような気がするんだよね。音楽はまじめなんだけど、PVですごい凝ったばかばかしいことをやる。ライブで演奏しないで踊るし。

そしてなにより、ドラムのDanが瀧に似てる。これにつきるな。お腹も出てるし。でも、控えめ。控えめな瀧。しゃべらない瀧。違和感あるな。

ってことは、Andyは、まりんか?途中で入って来た子だし。げ、まりんに騒ぐグルーピーかよ、あたしゃ。。。

彼らのムービーはYoutube上にたくさんあって、演奏じゃなくて話してるのとかもある。とにかくそれを理解したいと思って、毎日リスニングの勉強代わりに必死で見てます。いくらかは理解できるんだけど、あまりにも分からないときは、お隣のKristieに聞いちゃいます。

パァパにはまったときは勢いでロシアに行ったけど、今回、Ok Goにはまったからといって、L.Aに行くことは、まあ、あるまい。アメリカは一回行ったからもういいや。

2011年1月14日金曜日

ついに出会った!

私は数年前にロシア映画にズッパリはまり、おまけに主演の俳優さんが大好きになって、ロシアへ一人旅をしたことがあります。

その映画とは「父、帰る」、英語の題名は「The Return」
主演の俳優さんは、コンスタンチン・ラブロネンコ、通称コースチャ。映画の中では名前は出てこず、ただ「パパ(ロシア語の発音だとパァパ)」だったので、私はパァパと呼んでます。

※ロシアでは、通称というか愛称が非常に重要で、単なるニックネーム以上なんだとロシア人が言ってたので、あえてちゃんと書きました。

2003年のベネチア映画祭で金獅子賞と新人監督賞を同時に受賞するなど、世界的には有名なはずなんだけど、どーーいうわけか、私の周りに見た人も好きな人もいない。パァパに至っては、誰もその魅力を理解してくれない!きっと、世界中で私だけなんだわ!ウフ!と優越感をもっていたほどでした。<世界で一人なら、誰に対して優越感を持つってんだよ

しかーし!昨日、やっと同志に出会えたんですよ!奥さん!
それは、お隣さんで友人のKristie宅に滞在してるイスラエル人の女の子、Noam(スペリングは?)でした。

「うそー!あの映画が好きって言う人、初めて出会った!」とお互い感激。まあ、彼女はパァパではなく、その映画が好きなんだけどさ。

ちなみに、イスラエルにはロシア人が多いらしいので、彼女にしてみたらパァパみたいな顔の人は見慣れていると思われます。

「今度DVD借りて来て、Kristie交えて3人で見よう!」
「そうだ、彼女のおじいさんはロシア人だし!」

とガッチリ一致団結。

いやいやいや、まさか、ロシア映画である「父、帰る」を好きな同志にNZで出会い、しかもそれがイスラエル人とはねー。ま、Noamも同じこと思ってるだろうけどさ。

2011年1月11日火曜日

営業スマイルとは思いたくない!

ってくらい、親切な店員さんに会いました。まあ、近所のスーパーなんだけど。

先週、ソイミルクを買ったつもりが、ライスミルクを買ってて、交換しに行ったんだよね。そしたら、一番上の棚の、一番奥に一個だけ残ってて、もちろん私に届くわきゃねえ。

サービスカウンターに行ったら、高校生のバイトくんみたいな男の子が対応してくれました。「Ok、これでソイミルクと取り替えていいよ。」と言われたので、「あー、届かないんだよね。小さいので。」と言ったら、一緒に棚まで行って取ってくれました。「あとは?」と聞くので、「ううん、これだけ。ありがとう!」と言うと、両手の親指を立てて「Cool!」と満面ニッコリ。

うあー、かわいいすぎるーーー!!!あたしも親指立て返せばよかったー!

その後、取り替えたソイの会計が済んだ証明のシールを忘れてたので、またカウンターへ行くと、同じ男の子がいて、対応してくれた。どうやらその時、私は買い物メモを置き忘れたようです。しばらく買い物を続行してたら、彼が追いかけて来て、「これ、あなたのだよね。」と、またニッコリ。

うあーー!やさしーーよーーー!!

オバチャン、ちょっと感動。その日はちょっと混んでたので、探すのも面倒だったろうに。(まあ、一番は、私が小さくて見つけにくいってことなんだが)

しっかし、若いってスバラシイ。こういうことを面倒と思わない初々しいまぶしさにやられました。

つーか、最近のこのスーパー、高校生みたいな店員が増えてるんだけど、何だろう?社会体験バイトか?でも、こんな対応してくれるんなら、ちょっとくらいレジが遅くてもいいかな。

油断は禁物

NZ、とくにタカカを含むtop of the South Islandはノンビリしたエリアのせいか、人々が本当にフレンドリーです。

先日、Nelsonの知人宅に行った帰りに、Warehouseというホームセンターみたいな大きなお店に寄りました。バスタオルを買おうと思って。

こりゃええぞ、というタオルを見つけたんだけど、値札がなかったので、店員さんに聞きました。リッキー・マーティンみたいなおにーちゃんでした。

二人でバスタオルを売ってる棚に行く途中、突然「今日は何してたの?良い日だった?」と話しかけてきて、慌てて「楽しかったけど、疲れたよー」と一生懸命答えました。不意の質問は、いつにも増して努力しないと文章が成り立ちませんわ。

ところで、店員さんがこうして話しかけてくるのは、別に好意とかでもなんでもなく、普通。レジの若いにーちゃんも会計しながら「今日はどうだったよ?」みたいな感じで。若い子ほど、「こいつ、英語わかんのか?」という配慮はないような気がします(それ、配慮か?)

って、分かってるのに、つい油断しちゃうんだよなー。そして、アタフタと答えるのが、未だに常だったりするのだった。