2009年9月28日月曜日

人脈がモノをいうのは本当だった

不採用にちょっと凹んでたら、すごいところから別の会社の紹介が。

前に応募した会社のディレクターさんが、
「うちの地元の新聞に、ミナガさんに合いそうな求人広告が出てました。
興味がおありなら、返信ください。」

えええ!!!!
なんて親切な人なんだーーーーー!!
もう目の幅涙なんてもんじゃなく、本気で感動したよ!!!!

普通、そういうのを見つけて思い出しても、
わざわざメールくれたりしないぜ!?

で、詳細を教えてもらったら、たしかにぴったり。
即効応募したところ、そこの会社の代表さんが、
その週末にちょうどクライストチャーチに行くので会いましょうって。

ぎゃーー!運命だ、これ!!!絶対そうだ!!!(大汗

HPを見てみたら、すごい好感持てる作り。
文章も読みやすく、ニュージーランドが大好きっていうのが嫌味なく伝わってくる。
ブログももってらっしゃって、それを読んでから行ったので、
まさに旧友に会うような気持ちでした。

ちなみに、これは日本人の方の会社なので、面接も日本語。
あー、安心安心。

今回の面接は前回以上に楽しく、リラックスできて、
こりゃいいぞーなんて思ったんだけど、
先方の方針が変わったのか、
結果を出すまで時間がかかることになってしまったそうです。

私はビザの期間があと2ヶ月弱なので、これは厳しいなあ。。。(汗
事実上、ダメってことかも。

それにしても、ニュージーランドでは人脈がモノをいうってのは
本当なんだと実感させられた一件でした。

面接の結果

皆様からの応援もむなしく、面接の結果は「不合格」でした。。。

面接自体は、ほとんど緊張もしなかったし、
そこそこ英語も聞き取れたしで、
(人事担当のおねーさん、しゃべりすぎ。
 でも、たぶんこの人のおしゃべりは聞き取れなくても支障はないと判断し、
 適当に相槌打ってました。)
まーまずまずのできだったんだけど、
ペーパーテストみたいなものがあったんだよねぇ、
ネットワークのシステムとか言語についての。

自分があまりにも忘れてる&知らなくて、もう笑けてきたよ、あたしゃ。

緊張しなかったのは、このペーパーテストのおかげだな。
「あー、アタシ、ここで何やってんだろ?」って。

でもこの会社、受付ロビーに置いてあるPC雑誌が2001年のだった。
どんなレベルだよっっ!(汗

んで、結果は電話で言われたんだけど、
「今回のポジションはアウトソースすることになりました」
ですって。

をいをい、面接したのおとといやんけ!?
どういう結論じゃい!
最初っから、そうせーよ!!!

私に不採用を告げるのにうそをつく必要はないので、
もしかしたら本当にアウトソースするってことになったのかも。
だとしたら、よっぽどろくな応募者がいなかったんだな。
それはそれで気の毒だ。。。
やぱり、2001年の雑誌は撤去したほうがいいよ。

そんな感じで、初のKiwiによるインタビューは良い経験になりましたとさ。

2009年9月27日日曜日

初めての夏時間

今日、9月27日からニュージーランドは夏時間が開始です。
英語では「Daylight Saving Time」なのかな。DSTって言うよ。

初めて時計を一時間進めたよー!
うをー、もうこんな時間かよ!?(汗
ってのが、正直なところ。

27日0時に一時間進めると、もう1時なんだよねー。
あー、寝なくちゃ。。。

でも、夏時間開始っつーてもまだまだ寒暖の差が激しくて、
夜はまだ暖炉で火を焚く日もけっこうある。
今日はそれほど寒くないかなと思って焚かなかったけど、
今になって後悔して、さっき、湯たんぽをベッドに仕込みました。

日本にいる友人から、
「先日、NHKの”ふれあい街歩き”という番組でクライストチャーチが出てましたよ。」
というメールを頂きました。
いい街ですよ、ここは。
町並みが番組映えすると思うから、取材班は楽だったでしょうね(笑

今の時期は、いろんな花が町中に咲いてます。
昼間は暖かい日が多いので、エイボン川を散歩するのなんて最高です。

カフェの外の席で冷えた白ワインを飲んだりするのもいいし。
(サングラスと日焼け止めは必須!)
てか、平日昼間でもこういう光景はよく見る。
本当に休みなのか?
それとも、ワインを酒だと思ってないのか?

皆さんもぜひ一度、遊びに来てやってください~。

2009年9月6日日曜日

女優に習う、面接の心構え

今日、女の子ばかりの集まりがあって、
来週火曜日にインタビューがあることを話ししたら、
全員から歓声とともに応援をもらいました。

ああ、友よ。。。(涙

で、そのうちの一人がNZ人の女優なんだけど、
彼女に面接に向かう際の心構えを聞きました。

「とあるワークショップで聞いたんだけど、
オーディションのときって、
”パーティーにて、元彼に会っちゃうかも…”
みたいな雰囲気の人が多いんだって。
それじゃあ、ダメなのよ!
”何年も会ってない友人に会うような顔、態度”っていうのが
いいんだって!
わー、久しぶりー!元気だったー!?みたいな。
インタビューのときも同じだよ!」

ここでまたみんなから歓声。
今度は私もご一緒に。

「なるほどー!!!」
「ナイスアイディアだわー!!!」
あなたのスマイルは本当にステキなんだから、自信持って!」

ああ、英語圏の人たちって、どうしてこうもこっぱずかしいことを
堂々と言ってくれるんでしょう(赤面
ホント、まだまだNoと言えない日本人な私です。
(いや、ここはNoと言わず、堂々とYes, we can!でいいのだ!)

ってなわけで、火曜日は女優直伝の心構えで臨みたいと。
迫真の演技すぎて、面接官にハグ&キスしないように気をつけます。

久々の飲み会

英語学校の仲間の帰国サヨナラパーティーに行ってきました。

で、今は飲み足りなくて、実家から送られてきた
やっすいやっすい、料理に使うような日本酒を飲んでます。
ああ、ビールかウォッカか焼酎かウィスキーが飲みたいな。。。

NZでは、日本のようにコンビニで酒が売ってるってことはなく、
売ってるとしても特定のコンビニじゃないと売ってないし、
もうすでに閉まってるので、
料理酒みたいな日本酒を飲むしかないのです。
(飲まなきゃいいのに、という突っ込みは却下です。)

で、今日は日本食レストランでのパーティーでした。
いやー、やっぱ友達と会うのは楽しいねー!
バフェット形式、つまり立食形式で、
唐揚げやら串揚げやら大根サラダやら海苔巻きやらといった、
日本では「3000円で飲み・食べ for die」という、
今や学生にも出せないようなコースを彷彿とさせるメニューでしたけど、
それはそれは美味しく感じました。

こちらのレストランでは、BYO、Bring your ownというシステムが普通で、
手数料を払って自分の好きなアルコールを持ち込みます。
たいてい、ワインとビールが持ち込み可ですね。
で、私も白ワインを1本持って行きました。

ところが、「酒は自分で持ってきてね。」っていう事前のおふれが
あったにも関わらず、持ってきたのは私を含めて3人だけ!
あとはみんな、水を飲んでる!!!!

おいおいおいおい!ちょっと待ったれや!?
あんたらなー、なんぼ若いからって、怒るでしかし!!
えーと、ワイのめがね、めがね。。。。。

いや、ほんと、自分のボトル持ってこないで、私にせびるなつーの!
あーもー、上手な日本語と可愛い顔でグラスを持ってこない、
そこのコリアン男子!!(怒

というわけで、アルコールに関しては不完全燃焼で帰宅。
そんなわけで、今、晩酌第二幕なのです。

でもま、それはそれ。
やっぱ友達と会うのは楽しい。
年は相当違うけど、お互いの近況を話しあったり、
写真を撮りあったり、次に会う約束をしたり。

ここ最近、仕事探しで汲々とする毎日だった私のリラックス方法は
晩ご飯とお菓子を作ることだけでした。
最近はまってるのはベーグル作りだし。。。
でも、どれだけおいしいものが出来ても、なんか消化不良。
せやから、作っても作っても収まらず、毎日のように何かしら作る。

今夜のように外に向かう活動にこんなに癒されるなんて驚きました。
しんどい時ほど、よっこらしょっと腰を上げて、
外に向かうアクションを起こすことが大事なんかなーと思いました。

それにしても、みんなそれぞれの国に帰っていく。
来週末にもまた一人、帰国する。
その子が言ってた。

「みんな、いずれ帰ってしまう。
それは、先生たちにはよくあることかもしれないけど、
私たちにとってはやっぱり淋しいよね。」

んだね。。。

でも、それぞれの使命の道、希望の道があるんだから、それは当たり前。
淋しいけど、笑顔で送り出し、彼らの幸せな人生を祈念することが
友情かな、
と思います。
ま、いつかまたどこかで会いたいなという願望はあるけどね。

mixな子供への誤解

今日、ふとしたことから、
日本人とKiwiのご家庭のお子さんの面倒を見に行きました。

途中、ハグレーパークというでっかい公園の中を自転車で走り、
またしても平日昼間に桜を満喫という、
プーならではの 活動をしてしまいましたよ。
桜の並木道、キレイでした。。。

で、そこの奥さんと英語学習について話しをしたんだけど、

「mixの子はその国に住めば、その国の言葉と日本語の
バイリンガルに自然と育つって思われてるんだけど、そんなこと絶対ない!
親が環境を整えて、本人が一生懸命勉強して、やっと身につくのに。
誤解されてて、悲しいです。」


って言ってました。
私にお世話を頼まれたのも、お子さん達がいろんな日本人と
接する時間を作るためなんだそうです。

上記のような努力をしないと、英語と日本語が混じった
日本語の会話しかできなくなっちゃうんだって。
例えば、「色(赤とかブルーとか緑とかイエローとか)」
だけ英語になって、 後は日本語とか。

ちょっと前に、ナウなヤンエグの間でたくさんのカタカナを使った
会話やら文章やらが流行った(?)ことがあったけど、
ま、あんな感じだな。

私が見てる間も、ママは一生懸命にちゃんとした日本語で
お子さんに話しかけてました。

私も英語の勉強については誤解してて、
NZに来てやっとそれに気がついたわけだけど、
海外、特に日本人にとっての海外暮らしってのは、
当たり前に身につく事なんて一つもないって言ってもいい。
みんな、程度の差こそあれ、
努力やら恥やら心の壁やらを乗り越えて生きているのです。

そういう意味では、あの押尾くんも何かしらはガンバッたのです。

初めての在外選挙のあり得ない顛末

先週日曜日、下馬評の段階ではものすごい盛り上がったのに、
結局それほど投票率が高くなかった衆議院選挙がありましたね。

選挙は人にお願いするほど好きな私ですが(ヒャハハ)
在外選挙は初めての体験!
一日千秋の思いで8月30日を待ってたのに。。。

投票用紙が届かなくて、参加できひんかった(号泣

これはねー、日本人の感覚ではあり得ない経緯なので、
皆様に回覧板を回すつもりで書きますよ!

まず、在外選挙ってのは国政選挙だけなんですねー。
つまり、衆議院と参議院選挙。
都議選とかは参加できません。

で、領事館に在留届を出して、在外選挙したいって言えば、
書類をくれるので、それに記入して提出。

後日、在外選挙の為の選挙カードが郵送されてくるので、
それを同封して投票用紙を郵送で請求。

届いた投票用紙で投票するんだけど、方法は以下の3つ。

1) 郵送で投票
2) 領事館で投票(首都とかのでっかい街の領事館のみ)
3) 日本の投票所で投票(一時帰国中とかね。)

私の場合は(1)の方法で投票しようと思ってて、
ワクワクと投票用紙の郵送を待ってたんだけど、
8月25日になっても届かない!
なんぼなんでも遅すぎるやろーと思い、
日本の選挙管理委員会に電話して聞いたら、

「在外選挙の申し込みと同時に投票用紙の請求があったので、
7月の半ばにEMSで郵送し、7月21日に到着したことになってます。」

なにゅーー!?
21日って、私はもうFlatに引っ越してたし、
妹に聞いたら、仕事で誰もいないから受け取ってないとのこと。

私も、ニュージーランドポスト(NZの郵便局)のページで
ナンバーから追跡してみたら、確かに「配達完了」になってて、
しかも、妹がサインしたことになってる!

だ、誰、あんた?(汗

慌てて選挙管理委員会やら日本の郵便局やらに電話しまくるも、
サインもらって配達完了となってる以上、
投票用紙の再発行は不可。
NZポストに聞いたら、調査は日本の郵便局からの依頼がないと
ダメだと言われ、日本の郵便局に聞くと、
選挙管理委員会からの依頼じゃないとダメだと言われ、
選挙管理委員会に言うと、1週間はかかると言われ。

…間に合わへんやん(泣

間違って配達されたのかと思い、ご近所に聞いて回ったりしたけど
誰も知らないとのお返事。。。クスン(涙

この話を徒歩3分のご近所の知り合いにしたところ、
この方も同じことを体験されてました。

早朝、オークランドからの荷物が家のゲートの前に放置されてて、
一体、何時に来たんや?と、NZポストのサイトで追跡したところ、
「朝6時くらいに配達し、サインをもらってきたよ!」
という結果に。

嘘つきなーーーーー!(怒

朝6時に小包を配達って!
しかも、アンタ、チャイムも鳴らしてないし!!!
ってことは、自分で伝票にサインしたのかよ!!!
信じられへんわ、と。

領事館に勤める知り合いに聞いたところ、
領事館では年間4、500件ほどのパスポートの郵送を行ってるけど、
紛失は1件あるかないかなんだって。

ってことは、このエリアの担当者が相当ダメ人間なんだな。
ツラを見たいよ!全く!!!

ともあれ、投票用紙の発送をしたのなら、
その旨をメールか何かで知らせて欲しいと切実に思ったよ。
もっと早く気づいてれば、間に合ったしさ。

こんなわけわからん理由で国政選挙に参加できないなんて、
基本的人権の侵害だよ!まったく!!

サヨナラ、Job Offer

ここんとこいろいろあって、ブログどころじゃなかったよ。

何って、タイトルのとおり、
Job Offerがキャンセルになっただよ!!!(汗
もう、涙もでないどころか、口が乾くっつーの。

あ、でもそれほど落ち込んでないです。
気持ちは5分で切り替えました。

ってか、妹が言ってた「Kiwiはわかんないよー」ってのが、
こんなにあっさりと的中するとは!
この言葉のおかげで、切り替えが早かったなあ。
ま、NZの洗礼みたいなもんだ。
こちらにきて、そういう状況の突然の変化には驚かなくなったな。

ちなみに、理由は私に落ち度があったのではなく、
元・雇用主側の事情です。

でも、また就活をしなくちゃいけないのがホントに嫌で嫌でねぇ。。。
正直、面倒なんだもん!(爆

履歴書やカバーレターは、
正直な自己評価の5割増しくらいのことを堂々と書かなくちゃダメで、
それって嘘じゃん?っつー良心の呵責とか度胸とかとの戦いとかも
あったりして、それはそれは身も細る思い。<10割増の大嘘

ゲレンデ理論を就活の履歴書に書くんだぜ!
うをー!つかれるーーーー!!

※ゲレンデ理論とは、スキー場では誰もが3割増くらいにステキに見えること
 特に男子は、スキーが上手いと5割増くらいに見えることも。

そういや、よくよく考えたら、プー歴も9ヶ月になるよ…(沈
なんかもう、最近春めいてきて、昼間、図書館に行く道すがら、
いろんな花が咲いてたりして、めっちゃ気持ち良くて、
あー、プー満喫だわ、私…なんてこと思いながら自転車を漕いでたりして。

ああ、ヤバイ。。。

毎日、「早く社会人に戻りたーい!」と、妖怪人間ベムのように
叫びたい気持ちで頭がいっぱいです。
最近、その想いが吹き出物となって止まりません(涙

とりあえず、就活を続けていたら、先日応募した会社から翌日連絡があり、
来週、インタビュー(面接)をしたいとのこと!
ひゃっふーーい!

私のCV(履歴書)は、妹の旦那のママのご指導の下、
大変ご立派なものに 仕上がっており、
そのおかげで目に止まったんだと思いますが、
連絡の電話が8割聞き取れなかったのに、大丈夫なんだろうか…(汗

それから、別の会社では、CVを持って行ったらば
「あ、定形のフォームがあるのよ。
今、出力してあげるから、そこで記入してね。」
と、受付ロビーのソファで書かせてもらいました。
やっぱユルいよねえ。

ともあれ、ビザはあと3ヶ月分しかありません。
前に進むしかないのです。
ゆっくりで半歩ずつでも、ほふく前進でも、何がなんでも進んでいる
今日この頃です。