大好きな音楽、映画が悉く海外モノ。英語が分からないのは人生の半分以上を損してるよなあ…と気づき、ニュージーランドに引っ越すしました。世界不況の中、綱渡りみたいな感じで生き延び続け、この国での生活も4年目に突入。ひゃっふーい!でも、まだ英語には苦労中(涙)
2009年3月21日土曜日
南風は冷たいもの
「今日は南風が寒いねー」とか、「この部屋は南向きだから薄暗くてちょっと寒い」とかって感じ。 南風って、つまり南極から吹いてくるわけだから冷たいんですよ。
そうそう、こちらの建築物について面白い話を聞きました。
妹の家は築100年位のものなんだけど、その頃は本国だった英国の建築に習って家を建ててたんだって。でも、それはまずいことに後々気がついた。。。
そう、北半球の英国は「南向きが暖かい」だけど、南半球のNZでは「北向きが暖かい」なのだ。
なので、古い家ほど南向きにリビングがあるところが多いとか。
話を戻します。
こちらは空気が乾燥してるので日差しが痛いけど、日陰に入るとひんやりっていうのがこちらの夏のようです。そういえば北海道の夏に似てるのかな。
こういう気候に体がまだ慣れず、こちらにきて2回も風邪を引いてしまいました(涙
こちらでは、季節感を大事にする日本式の服の選び方だとダメみたい。その時その時の自分の肌の感覚に従って、且つ調節しやすい格好がいい。
街中を見ていても、Tシャツに短パンの人がいると思ったら、重ね着にブラックタイツとブーツのお嬢さんが歩いてるっていうのがザラ。もちろん裸足の人だってまだまだいる。みんな、季節や回りがどうかではなく、自分の着たい物や自分の体感温度に合わせて好きな服を着てるんだよね。人種もいろいろ、体感温度もいろいろってとこかな。
さて、ここクライストチャーチは夏が終わりに近づいているせいか、最近は南東の風がよく吹いてて寒いです。今日は朝に1時間ほど冷たい雨が降り、より一層寒さが増しました。そういえば朝8時くらいに外に出たとき、息が白かったような気がします。。。
変身不要
こっちに来て、生活からごっそり抜けたことがあります。 それは、メイクです。
日本人が目指すメイクってこんな感じですよね。
・肌は抜けるように白く
・目はパッチリ!
・まつげよ、天まで届けー
・髪は真っ黒よりもヘアダイ
でも、こういう人って、こちらだとナチュラルにたくさんいるんですよね。。。それこそ、白人の子供はみんなこんな感じだし、オッサンだってすでに達成して何十年、みたいな。
なので、ノーメイクで浜崎あゆみみたいな子が、街中を普通に歩いてたりするんです。しかも裸足で。
こういう現状を見たとき、「日本人の私が、この国で、日本にいたときのようなメイクをする意味ってないなあ」と悟りました。
なので、もしもメイクするとしても、日焼け止めローション塗って、アイシャドウとビューラーなしのマスカラで終わり。ビューラーなしだと瞳が切れ長に仕上がるので、この方が日本人の顔の良さを活かせるのではないかと。
このメイクすら、1週間に一回もしないし。。。
街を歩く日本人やアジア人を見ても、気合いれてメイクしてる人はあまり見かけません。ゆるーいです。 たぶん、私と同じように感じた人も多いのではないかと思います。
以前、妹が「昔はおねえちゃんのまつげが長いと思ってたけど、こっちに来たらなんとも思わなくなった」と言ってましたが、我ながら同感です。
あ、そういえば同じことはロシアでも思ったっけ。真冬にアイス食べながらビールの呑んでるおっさん達ののまつげの長いこと長いこと。。。もちろん、クルンとしてたし。
そんなこんなで、私は普段は日焼け止めローションだけです。これも、紫外線が日本の7倍だからっていう理由。
あ、そいえば、日本で買った安い日焼け止めを塗ったら、乾燥して粉吹きました。今私が使ってるのは、もらいもののアネッサ(資生堂)ですが、これはしっとりしてていいです。こちらの空気は乾燥してるのでちょっと値段が張っても保湿性のあるものがいいのかもしれません。
2009年3月17日火曜日
どこでも裸足
どこで聞いたのか、人前で靴を脱ぐのはちょっと恥ずかしいこと、という情報まで仕入れていた私は、「足、蒸れそう...」と心配しておりました。
ところが、ニュージーランドの人って裸足が大好きなんです。
自分の家の庭(たいていの庭には芝生が植えてあります。)だけじゃなく、街中やスーパーマーケット、ショッピングモールの中でも裸足の人をけっこう見ます。
こちらのショッピングモールには、エリザベス・アーデンとかエスティ・ローダーといった、日本でいう所の高級な化粧品ブランドも入ってたりしますが、そういう商品を手に取る女性も裸足、みたいな光景もあるわけです。
しかも子供たちだけじゃなく、20代と思しき若者でも裸足の人が珍しくないのです。まあ、さすがに年配の方は見ませんでしたけど(もしかしたらいるのかも。)
スーパーは冷房が結構効いてるので、裸足は寒くないのかな?なんて思ったりもしましたが、そういう人に限ってタンクトップにショートパンツ、みたいな薄着だったりするような気がします。
さすがに夏の間だけみたいだけど、手にサンダルなんかを持ってるわけではないので、モールでトイレに行きたくなったらあのまま入るんだろうなあと思いながら見ていました。
ちなみに私はまだ未体験です。どうもこちらの夏の涼しさに、体がまだ慣れていないもので。来年慣れたら、やってみるかもしれません。
2009年3月5日木曜日
マグロの握りとカキ
2009年3月3日火曜日
NZ産ワイン
こっちに来て、初めて国産ワイン、つまり「NZ産ワイン」を飲みました。
もーーーービックリ!!! ウマすぎる!!!
1本10ドルとかそんな感じなので、いわゆるテーブルワインなんだけど、 同じく日本で飲んでたテーブルワインはなんだったんだ!?と、目から...いや、顔中から鱗が落ちた思いです(化け物かよ)
白ワインは口をつけようとグラスを顔に近づけたとたん、まさにフルーティーな香りに包まれるし、赤ワインはさわやかな渋みが口の中をスルリと通り抜け、いつまでも居座ることはないって感じ。
しかも、翌日、残った白ワインを飲んだけど、酸味が強くなることもなく、風味は変わらず。。。
実は私は、ワインという飲み物を「安くて量が買える便利なアルコール」くらいの捉え方しかしてなかったんだよね。だって酸っぱ過ぎたり渋すぎたりしてさ。選択眼がない自分が悪いのかな。ともあれ、そのせいか、ワインへはあまり期待してなくて、高いのは買ったことなかった。
また、ワインブームのことも冷ややかにみてた。なんでみんなワイナリーとか行きたがるのか分からなかった。 でも、NZでNZ産のワインを飲んで、心からワインがおいしいと思い、「私もワイナリーに行きタイ!ワインの勉強したい!」って思ったよ。
日本に輸入されるワインの中で、安く売られているものは、輸送中の船舶で過酷な状況に置かれてくるから、日本についた頃は変質している、という話を聞いたことがあります。高いものは冷蔵輸送されているのでそんなことないとも。 こちらで飲むNZ産ワインがおいしいのは、そういった輸送状態がないからなかあと思いました。
あー、ワインが心からおいしいと思えて、幸せ(笑