2009年6月26日金曜日

旅人とは違う金銭感覚

NZに来て早4ヶ月。旅人とは違うものに「金銭感覚」があります。

旅行する場合、為替レートを気にするよね。ドルとかユーロとかポンドとか。

NZドルは今、だいたい1NZドル=60円前後。このレートそのままで日本円から計算すると、例えば100ドルものは約6000円ってことになり、それほど高くは感じない。

これが、NZに住むとなると、このレートで生きるのではなく、NZドルで生きることになる。なので100ドルは100ドル。

でも、どうしても日本円に換算しないとわからん。。。そういう場合は、「1NZドル=100円」って考えるといいのだそうだ。

妹曰く、マクドナルドのビッグマックセットを基準に考えると、100円くらいだよって。まだマックに行ったことがないのでよく分からないんだけど、たぶん7ドルくらいかな?

そして、実際に住んでみて、1NZドルを100円で計算すると、いろいろ合点がいくことがわかりました。

ちなみに、NZでは最低賃金は時給12.5ドルです。
市バスが2.10ドル。
ガソリンがリッターで1.60ドル前後。

今、毎日の対円の為替を記録してる。米ドル、英ポンド、豪ドル、NZドルだけだけど。

おもしろいことに、米ドル、英ポンド、豪ドルは最近下がり始めてるのに、NZドルはあまり変わらない。それどころか、60円を割り込まなくなってきた。世界経済からあまり相手にされてないってことか?(笑

マイペースだからな、NZは。英語の発音だってKiwi Englishは独特だもん。Fish and Chipsのことは、Fush and Chupsって発音するんだぜ!

ちょっとばかし手元に日本円を持ってて、NZドルに換えるタイミングを見計らってた私としてはちょっと困るけど、NZの景気がよくなって雇用状況も回復してくれたら文句なしだ。

サンディスク製MSとボート

NZに来る前、それまで使ってたソニエリの携帯電話をデジカメ代わりに使うつもりで、サンディスク製のメモリースティック4GBを買いました。

が!しかし!!

どうも偉ー、じゃなくてエラーが多い。(なんなんだ、この変換は…)

今日、ついにPCでも携帯本体でも「フォーマットが必要です」としか出ないようになってしまいました(涙

ああ、アップしようと思ってた写真があったのにー!(泣

なんでーなんでーーーー??

ちなみに、皆さんに自ま…じゃなくてお見せするつもりだった写真は、ボート遊びに行った時のです。

こんな感じのボート。

こちらでは、フィッシングボートを所有するってのはそれほど珍しいことではないらしい。もちろん高価だし、維持費も高いんだけど。妹夫婦の友達も持ってるってことで、湖での釣りにつれていってもらったんだよね。

けっこう前のことだったんだけど、今度でいいや、なんつってたら、今回のような有様に。。。

ってことで、ボートの話はまたいつか。

2009年6月25日木曜日

美白化粧水という概念

こちらにきて早4ヶ月、そろそろ美白化粧水がなくなりつつあります。紫外線が強いこちらでは、これは由々しき問題でっす!

で、こっちで買おうかと思ってお店を見て回るんだけど、まず、日本でいうマツキヨとか一本堂みたいなドラッグストアがないのです。

こちらでいうドラッグストアって本当に薬やビタミン剤みたいなのが中心で、化粧品はちーーーさなコーナー。

みんなどこで買ってるのかなー?と思ってミキちゃんに聞いたら、スーパーの化粧品売り場だって。日本にもあるけども、ああいうところで買うのか、そうか。。。って感じ。

で、行ってみたんだけど、NZには化粧水っていう概念がどうもないらしい。

日本女性の大半が、「洗顔>化粧水>乳液」ってステップだよね。私もまあ、そんな感じなんだけど、こちらで見る化粧水はたいがい「ふき取り化粧水」。。。

日本で「ふき取り化粧水」ってーと、ちょっとお年を召したお姉さま方(祖母レベル)が使うイメージしかないんだけど。。。私、間違ってる?

どーもこちらでは、

ふき取り化粧水で角質とって>保湿乳液
もしくは
しっかり洗顔>保湿乳液
もしくは
ミルククレンジング>保湿乳液

って感じみたい。
なので、洗顔とかクレンジングの種類がすごく多いのだ。

あと、NZでは美白っていう概念もあまりないのだ

どのボトルを見ても、入ってるビタミンはせいぜい「Vitamin E」です。なんでかなー?と思い、ボディショップでVitamin C入りのを見かけた際に店員さんに聞いたらば、

「VitaminCは酸性なので、私たち白人の肌には合わないんだと思います。」

とのこと。
そうか。アジア人の肌は「酸にも負けない」んだー。

「酸」って聞いて、「サンポール」が浮かんだよ、私。

じゃあ、白人は何を気にするのかというと、とにかく皺!!

Wrinkleと書かれたボトルはなんぼでも見かけます。確かに白人は皺が目立つ人が多いような気がします。どうも白人って、体が太ってる人でも顔にあまり肉がつかないんだよね。だから、普通の体重の人は、顔に皺が多いように見える。

そんなこんなで仕方ないので、日本では棚の一番下に少々ホコリかぶって売ってるようなアロエベラローションか、手作り化粧水か、韓国コスメを買おうかと思ってます。

シドニーに行ったとき、日本ではマツキヨで、セールでもないのに1本1000円以下で売ってるような激安美白化粧水が30ドル以上(2000円近く)で売ってる理由がよーーく分かったよ。

女性の皆様、化粧品が合う・合わないの前に、現地で売ってるかどうか、気をつけてね。

2009年6月20日土曜日

運転免許をコンバート

つい先日、日本の運転免許をNZのものにコンバートしてきました。別に日本の免許がなくなっちゃうわけじゃなく、NZのものを新しく発行してもらったんだ。

今年の4月1日から、日本の運転免許を取得して2年以上経ってる人は、実地試験・学科試験が免除され、そのままNZの免許にできるんだよー!すげーー!!!イエーイ!!!でも、キケーーーン!!!(汗

だって私、完全にペーパーだよ?
そんな私に免許をくれちゃっていいのかい?
後悔しないね?

ま、もらえるものはもらっておくけど。

申請に必要なものは以下の通り。

・日本の運転免許のコピー
・その翻訳
・パスポートのコピー
・NZでの住所を証明できるもの。
 (銀行から送られてきたステートメントとか、電気の請求書とか。)
・申請料44ドル


これらを持って、AAっていう機関に行きます。コピーはAAでもやってくれるけど、一部1ドルかかるから、自分のプリンタとかでできるなら自分でやったほうがええかも。

ちなみに、国際免許があれば翻訳はいらないのかな?って思ったけど、必要みたいです。国際免許には「いつ免許を取得したか」が書いてないからかな。

翻訳は領事館で32ドルでやってくれるよ。けっこう高いなあって思う。。。しかもクレジットカードもEFTPOSも使えない。現ナマのみ!私はこれを知らず、ATMに走る羽目になったさ。チェ!
それと、翻訳はその日にできないので、前もって準備すること。

AAで申請書類に記入して上記書類を出すと、窓口のおねーさんが鼻歌歌いながら機嫌良さそうに肩肘ついて処理してくれました。ううーん、NZだねえ。

書類の処理が終わったら、視力テスト。
機械を覗き込み、おねーさんが指示する列のアルファベットを読みます。ちゃんと読むたびに「Good!」だの「Perfect!」だのと言ってくれるのでちょっと気分がいいです。

あと、同じ機械と姿勢で、「左右、光った方を言う」ってのをやった。右が光ったら「right」って言い、左なら「left」。rightのとき、うまく発音できるかドギマギ。

カウンターの横にある一角で、デジカメで写真を撮って、署名しておしまい!

私はこの写真に心底後悔をしております!
NZの免許は10年なのに、気合と注意が足りなかった(号泣
化粧、ちゃんとすればよかったぁぁぁ(号泣
もうすっかり化粧しないことに慣れてしまったから、ちょびっとアイシャドウだけ塗って良しとしてしまったのだ。
ああ、おねーさんに確認させてもらえばよかったよ(号泣

2,3週間で届くわよって言われたけど、1週間で届きましたよ。
至極残念な写真の付いたNZ運転免許が(涙

これでIDとしてパスポートを持ち歩かなくても済むんだけど、写真を見てると、これまでどおりパスポートを持ち歩きたい気分に。

海外に出る女性の皆様、上記の点にどうぞお気をつけ遊ばせやがれください。

そういえば、韓国やフランスの友達に見せてもらったんだけど、彼らの国では国民全員にIDカードが配られるんだね。免許持ってない子供とかでも、そのIDで身分証明ができるんだってさ。べんりー。

2009年6月4日木曜日

初シドニー

先日、拙くて残念な英語でここにも書きましたけど、シドニーに行ってきました。というのも、私はNZには観光ビザ&パーミットで滞在しているわけだけど、その期限3ヶ月が切れるところだったから。


「パーミットの期限が切れる前に一度NZ国外に出て、またNZに再入国する」というのは割りとよく知られた方法らしい。私自身、妹からその話を聞いたことがあったし。ただこれは、違法ではないものの、空港のイミグレーションの審査官によって判断が変わってしまうことがあるそうで、全員が全員、再入国を認められるわけではないんだとか。

え、ちょっと待てー!そういうの、法律で決まってんじゃないのか?てか、その為の法律なんじゃ...(汗

って思ったんだけど、ある人によると、「確かに法律は決まってるけど、世の中いろんなケースの人がいるから、法律で一律に決めるよりもある程度幅をもたせてあるんじゃないかなー」だって。あー、なるほどね。世界は広いからなー。こっちにきて、つくづく思ったよ。世の中、本当の意味での変人ってそうそういないもんだね。

そんな感じで、4日間、初シドニーで暖かい気候を満喫しつつも、内心はずーっとドンヨリ暗かったよ。。。一応、できる準備は万端にしてきたけど、最後の最後でNZのイミグレで刎ねられたら笑えないっての。その日に即刻国外退去だからね。エアチケットだって、その日に帰れるものをその場で買わされるしさー。


でもま、なんとか行って帰ってきた。朝7時のフライトだったため、空港へのシャトルバスも出てないから妹が送ってくれたりして、ホントお世話になりっぱなし。ありがと。


NZからシドニーまではたった3時間のフライト。でも、時差が2時間もある。つまり、シドニーと日本は時差が1時間しかない!これは気づかなかったなあ。つか、便利だなあ。

シドニー上空にさしかかったあたりから暖かくなってきました。私の住む町とは10度くらい差があるから、暑いくらいだった。街中もなんとなく北国ムード♪(南半球では、南ってのは寒い方角なので。)でも、やっぱりドンヨリ...楽しみにしてきた旅ではないし、NZにまた帰れる保証もないし...

空港からバックパッカー(BP)に連絡してシャトルバスを案内されました。他のホテルやBPの客も乗せるバスだったんだけど、運転手がロシア人ぽい男性で、けっこう交通量のあるシドニー市街地をかっ飛ばすので、かなりビビった。。。

到着したBPはKings Crossというエリアにある「The Original Backpackers」っていうところ。安さと評判で決めました。シドニーにはたーくさんBPがあるので、決めるときはここで比較すると便利だよー。

Hostels & Youth Hostels Worldwide

で、私が泊まったのはここ。

The Original Backpackers

「Hostels & Youth Hostels Worldwide」の便利なところは、宿泊代をどこの国の通貨で表示できるか決められることかな。NZドルで生活している私にとってAUSドルは馴染みがないし、何より、NZドルはAUSドルに比べて安いから、AUSドルで値段を見るのは危険なんですわ。

それから、評判のレートや利用者の評判とそれに対するBPからの返信を読めること。もちろん英語なんだけど、これはけっこう参考になった。「安いけどあまりキレイじゃなかったな。」とか「スタッフの対応がイマイチ」とか。ただ、主観的な評価なので、自分が何に重きを置くのかっていうのは決めておいたほうがいいかもね。

ちなみに、Hostels&...はエージェントなんで、ここを通すよりも直接BPのサイトで予約したほうが安いと思う。私の場合、BPに直接メールして、「3泊したいんだけど、一番安い女性専用の部屋を頼むわー。」って言ったら8ベッドの部屋で80AUSドルでした。これに、共同シャワーとトイレ、バスタオル、枕カバーやシーツがつくよ。

そうそう、BPのサイトから申し込むときはSSLの暗号化がされてるか気をつけてね。個人情報を入力するから。Oroginalはされてなかったので、直接メールしました。

それから、チェックインのときに鍵のデポジットを20ドル取られた。チェックアウトの際に鍵を返せばその20ドルは戻ってくるんだけど、クレジットカードで払うと手数料を2ドル取られます。最終日に20AUSドルもどうせーちゅーねん!って思ったけど、そこはなんとかなるよ。

BPから空港までシャトルバスで行くなら14ドルかかるので、返ってきた20ドルをそれに当てて、残りは空港でコーヒーとパンでも買えばほとんど使い切れるんじゃないかな。ま、日本円決済だとAUSドルは安いので、クレジットで払ってもいいんだけどね。

そんな感じで案内された8人部屋は2段ベッドが4つ置いてあって、バルコニーからはシドニーのビルが見えた。同室には日本人女性が一人とベルギー人女性が一人でした。広くはないけど、悪くなかった。

館内の写真は撮らなかったので、サイトを見てみてね。

この日はとりあえず、その日本人にスーパーの場所を聞いて、ランチなどの食料を買いにスーパーへ行ってきたよ。BPは基本的に自炊なんで。

Original...はKingsCross駅からもスーパーColes(AUSでもっとも一般的なスーパーらしい。ダイエーとかイトーヨーカドーみたいなもの)からもバーやパブからも近いので、便利だったな。KingsCrossは治安が良くないっていう評判が多いみたいだけど、そんなことはなかったよ。東京でいう歌舞伎町みたいな感じだと思う。でも、そのせいかこのBPにアジア人は私と同室の日本人以外いなかった。エリア全体としても、アジア人の旅行者は見なかったなあ。もちろん、ネットカフェとかはアジア人の経営だったりして、住んでる人にアジア人はたくさんいたけど。

でも、私としてはKingsCross、けっこうオススメ。気をつけないといけないのはどこも同じだし、みんな旅人っていう意味では同じ立場だしね。