2010年9月15日水曜日

美容師問題

今、ログを見たら、「クライストチャーチ 美容室」で引っかかるようになってることを発見。

私が行こうとしてたCHCHの美容院は「Tsubaki」っていう日本人が経営してるお店で、カセドラルジャンクションにあります。カットが安いので(いつ変わるかわからないから、値段は書かないけど)、職が見つからず、収入もなかったときでも何とか行けました。

http://hairstudiotsubaki.blogspot.com/

最近は日本のシャンプーとか化粧品、生理用品なんかを売ってるみたいです。ああ、便利ですね。こういう消耗品は、日本から持ち込んだってすぐになくなるからね。

私はこちらで普通に売ってるものでなんとかしようとするほうなのですが、ジョンソン&ジョンソンの洗顔料には参った。ほっぺたが乾燥して魚のうろこのようにボロボロになってしまって。「こんなんやったら、いっそのこと普通の石鹸で洗ったろか!」と、ヤケで普通の石鹸で顔洗ってたら、それで治ってしまった。それ以降は、どんな石鹸でも顔が荒れることはないという。。。「混合肌」から「便利肌」になりました。

でも、美容師さんだけは日本人がいい。Kiwiは怖い。というのも、アジア人の髪質とウェスタンたちのそれは、あまりにも違いすぎるから。

アジア人の髪質はちゃんとした技術で整えないととんでもないことになるんだけど、ウェスタンはカールしてたりする人が多いので、多少大雑把に切ってもなんとかなっちゃうんだって。その感覚でアジア人の髪を切ったりなんかしたら、悲劇以外の何物でもなく、ましてやおしゃれ雑誌にある「外国人風の無造作ヘア」とかいうものからは程遠い、「親カットヘア」となる。(うまい親もいるにはいるが、あくまでイメージです)

なので、美容師さんだけは日本人にお願いするようにしてます。

でも、本当に行きたいのは、東京に住んでたときに10年以上お世話になった美容院。私が「最近部署が変わってさー」というと、その部署の仕事内容や私が着るであろう服装を考えて切ってくれた。。。美容師さんはもともと友達だけど、あれほどの配慮ある美容師さんにはなかなか会えないだろうねえ。

英語について考えすぎてた

かなり偏った方向に、というか、頑なな方向に、というか。

おととい、英語についての内容をここに書き、翌日、こんな記事を読んだ。

「正しい英語」と「使える英語」は何が違う?
英語が公用語になっている組織で働いた実感
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100906/216126/

海外のいろんなちょー頭良さそうな企業に長く勤めている人ですら、英語に相当苦労してきて、今も完璧ではないんだなあ(何を持って完璧というのかはさておき)と思ったら、おとといの自分のぼやきが馬鹿らしくなった。

そういや、ワールドビジネスサテライトのフェルドマンさんとか見てても、発音は英語を話す人の発音だったし、言い回しなども日本人ネイティブと全く同等とは言いがたかった。でも、話す内容は高尚というか、小難しかった。

そんなもんなんだな。だったら、「話の中身=自分自身の中身」を磨けばいいんだな、と。仏法の言葉に、「声仏事を為す」ってある。言葉・声にはすごい威力がある。でも、それには、自分自身に威力、つまり中身がなきゃだめなんだ。

あ!そーいや!
先日、とあるネット関連の外資系企業のカスタマーサポートを受けた。どうもシンガポーリアンが日本語でメールを書いて回答をくれてるみたいで、文法はまあまあなかなかなんだが、内容がとにかく噛み合わない。何回か往復してたら、別のシンガポーリアンらしき人に変わった。そしたらその人は、前の人よりも文法などは上手じゃないんだけど、内容が明確で「最初からこの回答をくれよ!」と突っ込んだ。。。

英語を正しくペラララララ~と喋るのは来世になるかもしれないけど、英語が少々間違ってても中身のある話ができるようになるのは今世中に間に合うだろ。

2010年9月13日月曜日

ずっとこのままなのか?

最近、「Twilight」を読み終わり、第二巻である「New Moon」を読み始めた。

はー、長かったよ。。。一度、ライブラリで延長をしたので、6週間かかった計算に!辞書を引かなくてもなんとなく理解はできたんだけど、すっかりハマってしまったのでちゃんと理解したくて、いちいち辞書引きながら読んでたことが原因。

で、昨日の夜にNew Moonを読んでたら、これまたニュアンスでわかるっていう程度の単語やら言い回しがわんさと出てきて、ふと思った。

「私がこうした単語やら言い回しを普通に使いこなせるようになるのは無理だろうな。どうがんばっても、英語のネイティブのようには喋れないんだろな。」

そう思ったら、なんというか、NZという英語の国において取り残されたような感じというか、何とも言えない気持ちになってしんみりしたよ。。。

何を弱気、と思うかもしれないが、自分で言うのもなんだけど、幼いころから「口から生まれた子」といわれ(小学校の先生にすらよく言われた)、受験の時も勉強そっちのけで父親とTVニュース見ながら政治と経済に関して激論を交わし、カスタマーサポートの経験とかもあったりするので、日本語が必要以上に達者なわけですよ、私。それが、こと英語になると、その1/1000も喋れない、理解できないのだ。1年半以上もここに住んでるのに。<あと1000倍は喋る気満々

かつて、元彼に「機関銃」って言われたけど、こちらでは労せずして「おとなしい大和撫子」だな。

毎日、何らかの形でこのギャップを思い知らされるんだよね。このギャップは、いまだに慣れん。

NZに来て、本当に流暢に英語を喋る日本人に会ったことがないってのも影響してるかもしれない。かなり若い頃からこっちに来て10年以上住んでるっていう人も、なんとなく突っかかったりする。言い回しとかの違いはわからないので、あくまで喋り方だけで判断してるけどさ。あ、でもオークランドには流暢な人がいっぱいいるのかな?よくわからん。しいて言えば、うちの妹が一番流暢だよ。Kiwiに囲まれた職場、遊び場で生きてるからかな。

昔、「犬にすら英語で愚痴らなくちゃいけないんだよ!もうイヤ!」って言ってたっけ。

そういう状況なので、30をとうに過ぎてからNZに来た私にとって英語を普通に使うというステージは、もはや「あ、それは来世で達成しますんで!」というレベルなのだ。

まーとにかく、家や車の中でTVやラジオをよく聞いてる。でも、喋る方は機会がなかなかないので、これはもう友達やらSGIの会合を開くとかで、機会を増やすしかないね。

あ、独り言っていう手もあるな。英語で独り言。寂しさ倍増。しかも文法間違ってるし。

待ってても何も変わらん。ネイティブのように流暢になれないとしても、何かしなくちゃ。このままでは収まりがつかないし、何のために日本以外の国に来たのかわからんからな。

2010年9月8日水曜日

クライストチャーチの地震

日本のニュースでもちょっと報道されたみたいだけど、南島最大の都市クライストチャーチ(CHCH)で、9月4日の早朝にマグニチュード7.1の地震がありました。道路が割れたり、レンガ製の煙突が倒れて屋根を破壊とか、建物が倒壊とか、かなりの規模の被害が発生。

しかし、奇跡的なことに、直接の死者が一人もいなかった!心臓発作で一人亡くなったようですが。多分、死者がいなかったことが、日本ではあまり大きなニュースとして取り上げられなかった理由のひとつでしょう。

NZでは、台所ではガスじゃなくて電気コンロを使う家が圧倒的に多い。なので、朝の時間帯に地震がおきたとしても、火事の発生はあまりなかったかもしれない。一方、家族団らんの時間帯では暖炉を使ってる家も多いので、そのときだったらヤバかったかも。また、昼間の時間帯なら、ビルの倒壊で下敷きになった人も。。。

そう考えると、奇跡のような不幸中の幸いが重なった大地震、とも言えるかも。知り合いが誰一人として亡くなったりしなくて、ほんとーーーによかったよ。

私は今年の1月にCHCHから引越ししたけど、この翌5日から7日まで、CHCHに出張する予定だったんだよね。で、CHCHに住んでる妹の家に泊めてもらうことになってた。

が、この地震でもちろん出張はなし。CHCHに住む顧客も仕事どころではなくなってしまうし。飛行機は飛んでたんだけど、いつ封鎖になるかわからんわ、道路がまた割れるかもわからんわ、とリスク高杉。

ところで、その妹は、新潟県柏崎でも地震を経験している。なんて運のない子…イヤ、待てよ、生き延びてるんだから、運が強いのか?

CHCH出張中に美容院に行こうと思って予約してたんだけど、もちろんそれも行けなくなった。そしたら、美容院から電話がかかってきたよ。「ぜひまたご予約ください」って。うあー、日本の営業サービスだあ。そして、「このたびはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。」って言われました。いや、地震はあなたのせいじゃないから。ホント、日本式営業だなあ。

もし地震があなたのせいだったのなら、起こさないでほしかったです。