
つーても、正体はやっぱり蒸しパンなので、結局簡単なんだけど。本場である岩手や宮城以外の人にしてみたらコンビニでも売ってる山崎パンの「がんづき」とか「黒糖フークレエ」っていうとわがっか?(分かるか?) そんながんづきが自宅で作れるなんて、ちょっとときめかない?私は毎日がんづきのことを考えながらときめいています。ときめいていいとも。
参考にしたのはこちらのレシピ。相変わらずお世話になってます、クックパッド。
シンプル・簡単★基本の雁月(がんづき)
いろいろ見比べて、この方のがんづきレシピが一番簡単で、材料もシンプル。とにかく節約したい私にとって、基本的に卵も使いたくないのです。
こちらのレシピも参考にしました。
岩手県の食育サイト
ここを見ると、水が冷たいうちに蒸し器に入れるとあったので、友人用のがんづきはそのようにしてみました。あげるときは蒸したてじゃないからさー。私も一日経ったのを食べてみたけど、確かにパサパサせず、しっとりしててうまかった。味もおちついてたし。日本でよく食べた市販のがんづきの味に近かったです。
圧力鍋の穴あき皿にクッキングシートを敷いて直接流し込んで蒸したら、直径25センチくらいの大きながんづきができて感動。勢い余ってWayneに自慢して、おすそ分けしました。彼も気に入ってましたわ。
今回はクックパッドの"うっとさん"のレシピで作ったんだけど、この砂糖の量はちょっと少ないかも…と思いきや、噛んでるうちにじんわり黒糖の甘みが舌の奥の方に広がって、ああ、こういうのが日本のお菓子だなあって思いました。ニュージーランドでは望むべくもない味の移り変わりです。だって、チョコレートバーの中にM&Mチョコを入れるような国ですよ、ここ。
日本人の舌は、こういうほのかな味の変化を感じ取れるんだよなあ。出汁の文化とかもすごいなーって思う。
ところで、ゴールデンベイでは黒ゴマをあまり見かけません。白ゴマばかり。なので、赤飯にも白ゴマです。がんづきに香ばしい黒ゴマをどっさり掛けたいなあと思う今日この頃。
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