それは、食べ物を惜しげもなく捨てること。
残ったものや、ちょっと焦げちゃったものなど、ばんばん捨てる。まあ、NZ人は庭に逆さにしたバケツみたいなものを置いて肥料を作ったり、鶏にあげたりする人も多いので、完全に廃棄ではないにしても、やっぱり私はもったいない!と思うわけさ。
今週半ばまで、Wayneは自転車で事故って松葉杖生活だったんだけど、冷蔵庫の中の整理を頼まれたとき、まだ食べられる食べ物を「これも捨ててくれ」と言われてめっちゃ葛藤した。。。しかもそれが、すごい美味しいビートルートのサラダで、私も好きだったのでなおさら。「食べないなら、くれ」と、喉どころか前歯あたりまで出かけたよ。頭の中で英文法組み立て始めたり。
あと、みんなで食べたピザの残りも翌日には捨ててし(ランチにピッタリなのに!)、ある時は私も手伝ったインド料理(薄いパンケーキでスパイスいっぱいの豆カレーを包んだもの。めっちゃうまかったー。)も、その日のディナー後の片付けで惜しげもなく捨ててた。思わず「す、捨てた!」と叫んだら、「ああ、ごめん。今度からは近くで見張って、欲しかったら言って」みたいなことを言われたよ。ジョジョよろしく、5秒ほど巻き戻したい気分だったね。
たまに冷蔵庫を開けて残りものがあると、「これもそろそろ捨てちゃうのかなあ…もったいないなあ」って心で指をくわえながら見てる。
そういや、フルーツもちょっと熟しすぎると捨ててたなあ。あるとき見かねて、「このバナナ、もう食べないならくれる?ケーキに使いたいんだ」と言ったらくれて、その後、彼の方からくれるように。もちろんケーキはお裾分けしてるさ。カフェのオーナーにケーキをお裾分けするなんて、良い度胸だと我ながら思いつつね。
バナナもさ、日本だとけっこう黒い斑点がでてから食べたりするけど、こちらでは本当に黄色い皮のうちに食べる。なので、私が真っ黒になったバナナをとっておくのとか、最初は理解できなかったみたい。
日本食って、「翌日のほうが味が染みておいしい」っていうジャンル?があるじゃん。でもNZにはあまりない。スープとかケーキとかにちょっとあるかな。でも、塊肉の丸焼きとかローストした野菜とか、料理したてが一番おいしい。
はいはい、分かってます。他人の食べ物なんだからほっとけって話だよな。でも、米一粒すらも残さないように食べるのがデフォルトの私こと日本人としては、看過できないんだよなー。日本人っていうより、貧乏性なんだろうな。ううーん、貧乏バンザイ!
これが、もらったバナナで今日作った、バナナチョコレートブラウニー。お陰さまでよーく熟したバナナで、なかなかうまくできました。
参考にさせていただいたレシピはこれ。

コメントにも書いたけど、ココアの半分を刻んだアーモンドチョコにしたら、アーモンドがよいアクセントになりました。
やっべぇ!マジで美味しそう!!
返信削除そう言えば,イギリスにいた時も食べ物をあまりにも惜しげなく捨てるのでイライラしてたのを思い出したよ。
ドイツ人もそうかも。というか,『料理をしない』のがドイツ流(笑)ランチボックスなんて,お隣さんが「私たちランチ持ってきたから,一緒に食べましょう」っつって,「うわ~~い本格ドイツランチだ☆」なんて思ってたら,
丸ごとパン!ツナ缶!かたまりチーズ!キュウリ1本!丸のままのカブ!塩!極めつけにナイフ!!…だもんなぁ。
…美味しかったわwww
このブラウニー、混ぜるだけでうまいよー。
返信削除レシピではココアだけだけど、私はココアが足りなくてアーモンドチョコを刻んでいれたら、アーモンドがポリポリとしててうまかったよ。
Kiwiもランチつったら、サンドイッチになる前の材料を大きなタッパーに入れて持ってきて、現地で作成とかわりと普通だわ。ニンジンも丸かじりとかね。しかもウマいんだよねー!なんだろうな、こういうの。日本人の用意周到さの方が異常なわけ?w
あー、ドイツのチーズ、食べてみたい!